ナイトアイボーテ2

アイプチしてたら

小さい時から、右は二重、左は一重。何だか左右で顔のバランスが違うのがコンプレックスでした。片方の顔だけが垂れ下がったように見えるんです。
私が高校生にあがるとき、母がアイプチを買ってきてくれました。当時はアイプチなんてまだまだ流行っていなくて、二重にするのにテープのようなものがありましたが…なんだかテープがはみ出すし、いかにも貼りました!という感があってうまく使えず。
アイプチは私と相性がよかったのか、簡単に二重にできました。最初の数回はちょっと違和感がありましたが、糊もあんまり目立たないし、自然に二重のラインを自分で作れました。それも片方だけだから余計に気にならない。母からは「毎日やってたらちゃんと二重になるんじゃない?」と言われ、見た目も気にする年頃なのでちゃんと毎日やってました。
学校ではアイプチ持ってるのは珍しかったのでよく友人から「貸して貸して〜」と言われていました。でも、友人がやるとやり方が悪いのか、なんだか糊が丸見えで変な感じに…。私がやってあげたりもしましたが…完全に一重の人はちょっと難しかったです。卒業してから今もアイプチ使ってる友人がいますが、糊が見えるので目の周りの化粧はできないとのこと。そうだろうなぁと思いました。
さて、そんな私は卒業後2〜3年してから、ふと気づいたことが。アイプチしなくても時々ちゃんと二重になってる!母が言ったとおりでした。毎日二重のくせをつけていたせいか、徐々にアイプチがいらなくなってきたのです。結局、きちんと毎日使用したのは5年くらいでした。手相と同じで、毎日二重のラインを自分でひき、また糊を使って固定することで、きちんとそれが自分の顔に…。
年数はきっと人によってまちまちだと思いますが、きちんと毎日ラインをひいてやることで顔って変わるのかもしれませんね。逆に言えば…怒りしわや笑いしわも、年を取った時に刻まれたものが人の生き方を表してるんだと思ってしまいました。